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肩の痛みの日常ケア

姿勢を正す

肩の痛みの直接的な原因が病気でない場合、痛みの解消のためには、日常生活に浸透している姿勢の悪さと、運動不足を改善することが有効と考えられます。ここでは、姿勢の改善のしかたについて説明します。意識しなくても自然に正しい姿勢がとれるようになるまで、根気良く続けてみてください。

まず、姿勢の基本となる正しい立ち姿勢をとるには、背骨のS字カーブを意識することです。しかし、S字を意識するあまり、体を反らしすぎてしまう人が多くいます。これはもちろん正しい姿勢とはいえません。背骨のS字カーブが正しく出来ているか確認する目安は、体を横から見て、耳の穴、肩の中央、くるぶし、を結んだ線が一直線になっていることです。

頭の天辺から、糸で体が釣りさげられているイメージでも良いでしょう。姿勢を正すコツは、胸を張るのではなく、みぞおちを前に出すイメージです。両手の甲を、肩甲骨の下あたりに当て、押すようにして練習してみてください。正しく美しい姿勢にせまる手助けになるでしょう。

次に、デスクワークの際の正しい姿勢を説明します。椅子は毎日長時間使うものですから、体に合ったをものを選び、照明にも気をつけます。椅子は、固めで安定性が高く、座面の高さが調節でき、足の裏全体が床面につくものを選びます。深く腰掛けた状態で、座面の先と膝裏の間のすき間がこぶし一つ分になるようにします。また、肘掛に腕をのせることで、肩への負担をへらせます。照明は、適切でないと眼精疲労を起こしやすく、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。照明の調節にも気をつけましょう。

座る姿勢を正しく整えるのに最も大切なのは、骨盤が固定されることです。背もたれとお尻にすき間ができないように、深く座るようにしてください。すき間ができてしまう時は、クッションなどを埋めるだけでも、長時間座った場合に差がでます。

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